ポーカーGTO戦略のまとめ

GTO+でポーカー戦略を考えるブログ。Twitter:@NENDERS_Poker

(「J」以下のハイボード分析・進捗)

難しい。ので、途中経過だけです。

(´・ω・`)

 

いよいよ、最後の「J」以下のハイボードを分析しています。

(下図の400のフロップボードのうち131)

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ただ、この分析がなかなか一筋縄ではいかなさそうです。

というのも、例えば、BTNvsBBの2bet potにおいて、GTOの最適戦略はこんな感じ。

 

[Jh8c4d]…BTNはPotOverCBを推奨します!でっかく打ちましょう!

②[Jc7h6c]…BTNはPot33%CBCheckを強く推奨します!PotOverなんてもってのほか!

 

BTNのエクイティは、①より②の方が高い。

にもかかわらず、でっかく打つのは①。そして、EV値も①の方が高い。

こんな混合戦略がごちゃ混ぜになっています。
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これまでの「X」ハイボードでは、たいてい似通ったBetサイズを採択する傾向にありました(「A」+「K~T」「A」+「9以下」による大きな違いはありましたが。)。

そのため、GTO戦略を体系化した「疑似GTO戦略」を策定することができました。

 

ただ、この「J」以下のハイボードにおいては、従来のペアボードや「A」~「Q」ハイボードとは、根本から異なる法則で最適戦略が分布しているように思えます。

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でも、「ぽっとおーばーべっと」をしたり顔で打てるプレイヤーになりたいです。

単純な疑似GTO戦略の策定は難しそうですが、「J」以下のハイボードにおけるBTNvsBBで起こっていることだけでも、言語化できたら嬉しいですね。